汗の重症度診断!多汗症のセルフチェック方法&症状別対策法

「もしかして自分がかいている汗の量って尋常じゃないくらい多いのでは…?」

こんなふうに感じたことはありませんか?

例えば、友人と同じ温度の部屋にいるのに明らかに自分だけが汗をかいている、そんな経験が多い方は一度多汗症を疑った方がいいでしょう。

多汗症は、治療の難しい病気・症状ではありますが、食生活の見直しや運動、重度であれば病院で治療することも可能です。また、薬での対応、汗の量によっては制汗剤でも対策が可能です。

いきなり病院に行くのは抵抗があるという方は、まず自分がどのくらいの症状なのか、その重症度をチェックしてみましょう。重症度が分かれば治療の必要性・可能性も見えてくるので今後取るべき対策の参考にもなります。

汗の量・症状の自己診断チェック

汗をかくと言っても人によって量も違えば、症状も違います。
単純に汗っかきの場合もあれば、多汗症の場合もあります。

まずはどの部分にどれくらい汗をかくのか、症状の出る個所と度合いについて確認しましょう。

  • 体全体
  • 体の一部

基本的にはこの2つに分類されます。
体全体に全身的に汗をかくのか、手足・顔・脇・お尻・背中・胸など局所的に汗をかくのかでも対策方法は変わります。

また、手は手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)、足は足蹠多汗症(そくせきたかんしょう)、脇は腋窩多汗症(えきかたかんしょう)という特定の部位ごとに専門の名称が付けられています。

ただし、多汗症の方は体の一部だけでなく、複数の箇所から同時多発的に汗をかく方も多いです。

続いて症状の度合いをチェックします。

  • 日常生活に支障をきたすほどの汗が出る
  • 左右対称に多汗の症状が出る
  • 週に一回以上大量の汗をかく日がある
  • 寝ているときは気になるほど汗をかかない
  • 家族や親戚に多汗症の人がいる

この中で2つ以上の項目に当てはまる方は多汗症の可能性が高いと考えられています。

多汗症重症度チェック表

上のチェック項目から2つ以上が当てはまった方、または汗の量に悩んでいる方は多汗症の重症度をチェックしてみましょう。

重症度1
(レベル1)
軽く湿っている程度で見た目にはわかりにくく、触ると汗ばんでいることがわかる状態。水滴ができるほどではないですが汗で肌がテカっているように見えます。
重症度2
(レベル2)
水滴ができているのが見た目にもハッキリとわかる。濡れている状態ですが汗が流れ落ちるまではいかない状態。
重症度3
(レベル3)
水滴ができ、汗がしたたり落ちる。

これは手掌多汗症の発汗レベルを3段階に示したものですが、どの多汗症も同様に重症度を確認することができるため、判断の基準にすると良いでしょう。

ただし、上でも紹介していますが「日常生活に支障をきたすほどの汗」と言ってもそれは人それぞれの部分もあり、判断しづらい面もあると思います。

もう少し具体的に言えば、

  • 普段は正常だけど緊張した時やビックリした時に汗の量が増える
  • 流れるほどではないが常に湿っている
  • ハンカチやタオルで一度拭けば当分の間は顔汗を気にすることはない

このような症状であれば、重症度で言えばレベル1~2と言ったところで軽度の多汗症の症状と捉えていいでしょう。しかし以下の場合は、重度と判断して間違いありません。

  • 滴り落ちるほどいつも濡れている
  • 1日にタオルやハンカチを何枚も使う
  • 汗が原因で生活に支障を感じる

あなたの多汗症の重症度が1であれ3であれ汗に悩んでいる時点ですぐに改善を試みた方が良いです。
特に重症度が高ければ高いほど制汗剤での対策は難しくなる傾向があります。生活習慣の改善は基より、内服薬での対策が必要になるでしょう。

目安として制汗剤などで止められる汗はせいぜい「重症度2」までです。「重症度3」まで行くような状態ですぐに汗を止めるには病院で治療(手術など)を受けるか多汗症の薬プロバンサイン内服くらいしかありません。逆に言えば多汗症の汗であってもプロバンサインは止めることができる薬です。

症状に合わせた薬・制汗剤を選ぶことが悩みの解消、軽減に繋がります。

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